top of page

HOME / NEWS

Ace Hotel Kyoto 「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」

23/11/1

Ace Hotel Kyoto 「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」

 「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」に参加するアーティストは、2023年の春に東京ビックサイトにて開催された世界的現代美術家の村上隆氏が率いるカイカイキキによる新人アーティス トアインキュベーションイベント「GEISAI #22」から、「エースホテル京都賞」を受賞した4名です。エースホテル京都は、それぞれのアーティストの展示期間をホテル1階のロビーギャラリーに順次設け、2024年の夏まで同プログラムを開催します。



 第二弾のアーティストMOMOは、今年の10月に27歳を迎え「Tuning 27」をコンセプトに、 27歳という若さでこの世を去り、今なお多くの人に影響を与え続ける偉大な画家、ジャン=ミシェル・バスキアをはじめ、ギタリスト・シンガーソングライターのジミ・ヘンドリックスなど、「彼らが抱え持った陰」や「現在の自分」など、様々なことを重ね合わせ、MOMOの特徴である文字を主体とした「テキストスタイルアート」の計12個の作品を制作しました。



 本作品はあえて「未完成」の状態で展示されます。作品を観に来た方たちが、作品に描かれている絵や、書かれている言葉を多面的見方を持ち、自由に感じてもらえることで完成につながります。感じたことに正解も不正解もなく、物事に対する思考の希薄さをなくし、さまざまなことについて深く考えるきっかけを創出する事をひとつの目的としています。



 本展示の代表作に、「Behind White=白の裏」という作品があります。白い裏には黒く濁った色が混じり合い、表面的な色ではなく、隠れている黒い葛藤や、苦しみなどを本作品で表現しています。多くの人たちが「真っ白な色」イコール純粋さや綺麗という言葉が思い浮かぶかもしれません。しかし、そこに苦悩や葛藤という黒い色を加えることで、作品が引き締まり、影があることで、作品により深みが出ます。人も同様「陰」の部分があることで、奥深く魅了が溢れるのではないかと考えられると思います。



 10月6日から11月上旬の約1ヶ月間、エースホテル京都に滞在したMOMOは、「普段は、東京での生活圏内のコミュニケーション内で感じた言葉で作品を作っていたけど、京都に滞在している期間は、エースホテル京都のスタッフたちの愛に溢れた心配りの中、とても温かく穏やかな気持ちで作品制作に集中でき、これまでと違った作品を仕上げることができました。」と語ります。


【MOMOの作品スタイルについて】

アーティストになったきっかけは、ギタリストである父親の楽曲などに触れて過ごした時間が長かった影響、また身近な人が経験した不幸な出来事やアンダーグラウンドな世界を目の当たりにし、その事象を客観的に見て感じたことや、俯瞰的に見て感じたことをメモに書き留め、命に対する向き合い方、境地に立たされたときの立ち上がり方、間違った判断を起こさないための言葉を考え、キャンバスにフレーズを書き下ろし、色や背景を描き、アートという手段で世の中に愛があふれるメッセージを伝えたいということをきっかけにアーティストになりました。

■作品展示期間 : 2023年11月1日(水) - 2024年1月29日(月)

現代アーティストのMOMOは、音楽の音や歌詞からインスピレーションを得ている。MOMOの特徴である文章ベー スのアートスタイルで創作する際、MOMOはそれぞれの作品に選ばれた言葉や色を導くために音楽を使う。 MOMOはまた、家族の絆と人間愛が作品に大きな影響を与えたと信じている。





エースホテル京都について
名 称:エースホテル京都(日本語表記) / Ace Hotel Kyoto(英語表記)
住 所:京都府京都市中京区車屋町245-2 新風館内
開 業 日:2020年6月11日
総 客 室 数:213室(客室部分2階〜7階、保存棟26室、増築棟187室)
料 飲 施 設:レストラン3店舗、コーヒーショップ1店舗
その他施設:オリジナルグッズショップ、ギャラリー、宴会場1、会議室3、ルーフトップ、屋上庭園、フィットネス・ジム、フォトブース
ホームページ:https://jp.acehotel.com/kyoto/

bottom of page